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【ニュースの見方】コロナ禍の他の病気への影響

2020.09.10

 世界的には新型コロナウイルスの感染拡大が爆発的に続いていますが、国内では、7月をピークに減少傾向になっています。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大は、医療体制のひっ迫や受診行動の変化などによって他の疾患に大きな影響を与え始めています。

 新型コロナウイルスが感染拡大する中で、A類疾病(保護者などに接種努力義務が課される)であるジフテリア・百日ぜき・破傷風・ポリオ(急性灰白髄炎)・麻疹(はしか)・風疹(三日はしか)などの予防接種を受ける子どもたちの人数が減少しています。子どもたちの健康を考えるとき、コロナ感染を心配する保護者たちの心配を軽減し、予防接種を促す必要があります。


 また、がん検診の受診率が低下しており、がんの早期発見が遅れることも心配されています。早期発見できれば、がん疾患の約90%が完治するといわれており、検診が停止されたり、受診をためらったりする間に、がんが進行する恐れがあるからです。


 がん患者の死亡者数は年間約38万人(2019年、国立がん研究センターがん情報サービス予測)であり、死亡者数だけでいえば、コロナ感染よりはるかに深刻な疾患なのです。


 基幹病院などで医療従事者が新型コロナに感染した場合に、手術が停止されたり延期されたりすることが発生しました。新型コロナ感染は当分の間続くといわれており、児童への予防接種やがん患者への対応などの課題を早急に解決する必要があります。

(千義久)

 

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