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「オオサンショウウオ」繁殖期前、椋梨川に放流

2020.09.22

保護していたオオサンショウウオを放流するメンバー


 東広島市豊栄町乃美にある、国の特別天然記念物・オオサンショウウオの一時保護施設「オオサンショウウオの宿」を管理するメンバーらがこのほど、昨年11月から保護していた個体1匹を同町内の椋梨川に放流した。同施設で保護した個体を自然へ戻すのは初めて。

 

 個体は、椋梨川に仕掛けられたウナギのわなにかかっていた国産種の雌で、保護当時は体長67㌢、体重2・35㌔、左後肢の指を欠損していた。保護後は、体長68・5㌢、体重2・6㌔に回復。遺伝子調査を終え、けがも治ったことから、9月の繁殖期を前に、巣穴が多く確認されている川の上流に放流した。

放流されたオオサンショウウオ

 

 同施設は、椋梨川流域に生息するオオサンショウウオの保護と育成を目的に、市と地元住民、広島大学総合博物館(清水則雄准教授)らが協力して、今年3月に開設した。施設には、廃校小学校のプールを活用。BMI値から判断した痩せ個体や、幼生を保護・飼育する水槽を設置し、椋梨川脇の井戸水をかけ流しで循環させている。現在は4月と7月にそれぞれ見つかった国産種の個体2匹を同施設で保護しているという。

 

(写真はいずれも東広島市提供)

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