「酒都」西条の各酒造メーカーでは、本格的な酒造りのシーズンを迎えました。
酒蔵通りにある西條鶴醸造でも、24節気「霜降」の日の10月23日に新米新酒の仕込みが始まりました。
蒸し上がった酒米から白い湯気と米の炊きあがったふんわりとした香りが高く立ち上がり蔵の中に漂っています。
中生新千本の酒米400㎏を1時間かけて蒸し 、蒸気が抜けた1時間後に水やこうじなどの入った6000Lのタンクに入れ3m程の「櫂(かい)」と呼ばれる棒で杜氏(とうじ)が丁寧にかき混ぜます。
23日仕込んだ酒は12月1日より
「新酒、しぼりたて」純米生原酒として販売されます。
仕込み量は、1.8L瓶で5万本。宮地充宣杜氏は「とにかく米の味とうま味が凝縮され酸味と甘みのバランスのとれたスマートな感じ を目指して造りたい」と力強く語られました。
「酒は百薬の長」、早く新酒で乾杯したい時期になりました🍶
(フォトリポーター:井川良成)
撮影日:令和2年10月23日
西條鶴 東広島市西条本町9番17号
酒蔵
福美人酒造株式会社 白牡丹酒造株式会社 柄酒造株式会社 山陽鶴酒造株式会社 西條鶴醸造株式会社 亀齢酒造株式会…