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東広島ICT事業 推進フォーラムをオンラインで開催、東広島のデジタル化を考える。

2020.12.23

 

 広島県議会議員や東広島市議会議員、デジタル化に関心が高い地元企業、市民、大学生などで組織する東広島ICT事業推進ワーキンググループは12月6日、オンラインフォーラムを開催。第1部では同グループの研究を発表。第2部では「東広島市のデジタル化推進」をテーマに、広島県の山田仁副知事と高垣広徳東広島市長のトークセッションが行われた。

 

第1部 研究発表と市への提言
  • コロナで加速するデジタル化~これからの街づくりと私たち~
  • デジタル推進国エストニアのデジタル事情
  • 高齢者に対するICTの活用について
  • 東広島市における学校教育の可能性と展望~ICT活用の観点から~
  • 子育て×ICT~足元のサービスのICT化~

 

🎥第1部を視聴する(YouTube)

 

第2部 トークセッション
進行・恵飛須 圭二県議会議員

キャッシュレス還元事業が好調
市民が利点感じる事業を優先的に


―高垣市長、東広島市が掲げるデジタル化の構想について教えてください。


高垣:昨年、東広島市の10年先に向けた総合計画を作り、施策を展開しようとしている。新型コロナの影響で、デジタル化を加速させる必要が出ており、大きなコンセプトを掲げる必要がある。それが「誰一人取り残さない」というSDGs。


デジタル化は、市民生活に直接関わるような、今ある課題を解決するようなものから優先度を高めてやっていく必要がある。例えば行政手続きをデジタル化する中で、はんこレスや書類を必要としない非接触化など。今年度から押印廃止、電子申請手続についてもやれるものからやろうと、条例改正も含めて検討している。

リモートによるトークセッションに参加した高垣広徳市長:YouTubeより


―県のDX推進本部長でもある山田副知事、県と東広島市の連携についてはどう考えていますか。


山田:
東広島市はさまざまな面でポテンシャルが高いまちだと感じている。DXの取り組みを県と市が連携して進めるということについては、全国のモデルになる。東広島市が強みを持っている分野で事業を進め全国をリードする考え方もあるし、誰もやっていない分野を先進的にやっていくという考え方もある。いずれにしても期待している。

重要なポイントは
〝身近〟であること


―医療、教育、生活の各分野では、市はどのように考えていますか。


高垣:
医療分野では、高齢者のデジタルリテラシーの向上が大切。市では、高齢者の通いの場でスマホを触って、操作の体験をしてもらう取り組みを始めた。来年は大学生にも参加してもらい、大学生が教えるということもしたい。

教育分野では、通信インフラができることによって可能になる、新しい学校のスタイルができあがる。ネットワークを使うことによってこれまでとは違う施策が打てるようになる。


生活の分野では、市のホームページの課題がある。多くのコンテンツがあるが、(目的の情報まで)スムーズに入っていけないということがある。もう少しピクトグラムなどをうまく使いながら、検索がスムーズにできるような環境をつくる必要がある。

デジタル化の推進は、市民に使っていただいて、体感していただいて進めることが大切。そういう社会だと効率的で効果的な市民生活の支援できる。


―山田副知事。他県、他市をみて、東広島市との連携で力を入れたいところは。


山田:
DXで大事なことは社会課題の解決。 

東広島には大学、研究機関、酒、工場をはじめ各地区の特産品など、魅力がたくさんある。地域それぞれの立場でDXに取り組んでいくべきだ。いずれにしても大事なことは身近なものであること。意味があるものでないと普及しない。そういう視点が大切。

リモートによるトークセッションに参加した山田仁副知事:YouTubeより


―最後に、デジタル化を進めるにあたり、市民からどういった協力があれば、より良いまちづくりができるか。高垣市長に呼び掛けていただきたい。

東広島市内の事業所に掲示されたキャッシュレス決済20%還元キャンペーンのポスター


高垣:
デジタル化の目的は、市民の幸福度を上げるということがポイント。皆さんの利便性が向上し、メリットがたくさんあるという環境をつくって行く必要がある。そのためにはデジタルを体感していただきたい。


一例でいうと、コロナ対策で企業支援、生活支援ということでPayPayを使ったキャッシュレス決済20%還元キャンペーンを行っているが、非常に好調に推移している。高齢者の皆さんも利用している。利便性のあるものに対して施策を打っていく。デジタルは身近なものであることを知っていただく、体感していただくことがDX推進には大きな影響をもたらす。

 

🎥第2部を視聴する(YouTube)

 

💡気になる用語
  • SDGs(エスディージーズ)
    「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。17のグローバル目標と、それらを達成するための169のターゲットからなる。
  • DX(ディーエックス)
    「デジタルトランスフォーメーション」の略称。大量のデータやデジタル技術を活用して、ビジネスや生活の質を高めていくこと。
  • デジタルリテラシー
    インターネットを中心にデジタル情報や通信などを活用する上で、パソコンやスマートフォンなどの機器やアプリについて知識を持ち、利用する能力。
  • キャッシュレス決済20%還元キャンペーン
    東広島市内の中小企業が対象で、スマホ決済アプリ「PayPay(ペイペイ)」で支払うと、20%相当のポイントが還元される。期間は2020年10月1日~12月31日。

 

東広島のデジタル化へ向けた動き、どう思う? 


市民はデジタル化へ向けた動きをどう感じているのか。
フォーラムを視聴した読者8人に感想を聞いた。

 

ペイペイ20%還元で70代の母がキャッシュレス決済デビューし、それをきっかけにさまざまなスマホアプリを楽しみながら使うようになりました。楽しさや話題性があると、どんどんデジタル化は進むと思います。楽しい事業に期待しています。
(40代女性)
市民の感覚としては「得かどうか」が一番。生活者目線での事業をお願いします。

(50代女性)

いまいち、何がどう変わっていくかが分からない。身近な事例を挙げてイメージを共有していくことが大事だと思う。

(40代男性)

教育現場は子どもたちより、先生たちの適応の方が大変だと感じています。

(20代男性)

デジタル化は今までの生活を一変させる。何をやってもどこからかは不満が出ると思いますが、市民の理解と、そうさせるための行政の熱量が必要だと感じました。

(40代男性)

公立の小・中学生に一人一台のタブレットが配布されたと聞いた。親としては、早く良い形で遠隔授業ができることを希望します。学校教育でどんどん活用してほしいです。

(40代男性)

市民ファーストというなら、「これをデジタル化したらいい」という市民のアイデアを募ってみてはいかがでしょうか。

(40代女性)

スマホやアプリの基本的な機能をどれだけ使いこなせるかがポイント。年齢や環境を理由にせず、「知ろうとする、学ぼうとする」姿勢も大事だと思います。

(30代女性)

 

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