東広島市豊栄町乃美の豊北材木工業製材所跡地で10月29日、南フランス・プロバンス地方の市場をイメージした産直市「セントルマルシェ」が開かれた。市内外から約1800人が訪れ、秋晴れの下、家族連れなどでにぎわった。セントルマルシェは今年で14回目。
豊栄、福富、河内町の農商工業者と、地元の県央商工会が、県央エリアの魅力を発信しようと2017年から年2回開催。今回は東広島市を中心に県内31業者が出店した。「ものづくりのまち」をテーマに、地元食材を使ったキッチンカーや手作り雑貨、木工体験、カラー診断などがあった。賀茂北高の生徒会14人が運営ボランティアとして参加し、受付・イベント司会などで活躍していた。
制限時間3分で皮の長さを競う「りんご早向き競争」では、福山市から参加の湊口雅美さんが、使いにくい子ども用包丁でありながら203㌢でみごと優勝した。
福富コーラスグループ「ダックスフンド」の演奏には、高垣廣徳市長が飛び入り参加し、「見上げてごらん夜の星」などを歌い、会場は盛り上がった。和歌山県から参加した大橋萌子さんは「おしゃれでにぎわいがありました」と話していた。(𦚰)