「EARTH BERRY COFFEE」とコラボしたオリジナルブレンドコーヒー開発
黒瀬特別支援学校の生徒が台湾バナナなどを栽培している(株)勝梅園とコラボして開発した「ばななマフィン」が12月と来年１月、東広島市役所で販売されます。
さらに同校は、東広島市西条昭和町にあるコーヒー専門店「EARTH BERRY COFFEE」とコラボしてオリジナルブレンドコーヒーも開発。取材を依頼したところ、黒瀬特別支援学校で行われるイベントにふるまわれるということで、試食してきました。
目次
ばななマフィン制作の様子
参加された企業の担当者の中には「ばななマフィンを楽しみにしてきた」という人もいるくらいの人気商品。今回、作業工程を見学させていただくことができました。
印象的だったのは生徒全員が手洗いの手順を暗記しているほど徹底して衛生面に気をつけていること。
暗記するのに２～３日かかったそうですが、食品を扱う時には大切なことですよね。
ばななマフィンを食べた生徒の感想も張り出されていました。
こういった意見を聞きながら試行錯誤して作られたんですね。
開発した「食品加工」班の生徒によると、最初は規格通りに作るのに緊張されたそうです。
特に難しかったのがバナナをつぶさないように混ぜること。
バナナがつぶれてないか断面も見てほしいと言われてました。
バナナマフィン食べてみました
こちらがバナナマフィン。
生徒が一つ一つ検品しながらラッピングされています。
断面です。
バナナがつぶれないように、入っているのがわかりますね。
一生懸命作られたのが伝わってきます。
味は甘すぎず生地がしっとりとしていておいしかったです！
バナナをしっかりと感じることが出来ました。
「EARTH BERRY COFFEE」とコラボした「黒瀬特別支援学校オリジナルブレンド」
こちらが、黒瀬特別支援学校オリジナルブレンドコーヒーです。
東広島市西条昭和町にあるコーヒー専門店「EARTH BERRY COFFEE」とコラボしたオリジナルのコーヒー。
ばななマフィンに合うコーヒー作りということで、生徒がいろいろなコーヒーを試飲して「これだ」と
全員一致でこのブレンドコーヒーになったそうです。
イベントでは「サービス班」の生徒が丁寧な接客をしてくださいました。
サービス班の生徒は、11月17日～19日開催の全国アビリンピック愛知大会（全国障害者技能競技大会）の喫茶サービス部門に出場し、銅賞を獲得しました。すごいですね！
味は酸味とコクもあって飲みやすく、ばななマフィンと合う味になっていました。
砂糖とミルクは生徒が一つ一つラッピングしています。
東広島市役所でカフェ出店
紹介したバナナマフィンとコーヒーは東広島市役所でカフェ出店されます。
令和５年12月７日（木） 12：00～14：00
令和６年１月18日（木） 12：00～14：00
場所：東広島市役所１F あおぞらカフェスペース
参加生徒16名
ばななマフィンセットは280円で、30セット限定です。
コーヒーが苦手な方は紅茶もありますよ。
当日はサービス班と食品加工班の生徒もいるそうです。
ぜひ行ってみてくださいね。 （記事・写真撮影 東原）
