人権週間(12月4~10日)に合わせて、市民に「人権」について考えてもらう「人権フェスティバル2023ひがしひろしま」(東広島市など主催)が12月2日、東広島芸術文化ホールくらら(同市西条栄町)で開かれ、730人が参加した。
今年は「障害者の人権~優しい笑顔 みんなが主役~」をテーマに、多彩なイベントがあった。主催者を代表して高垣広徳市長が「誰もが個性と能力を十分に発揮できる社会の実現を」とあいさつした。
メイン会場では、市立入野小児童の「人権の花運動」の活動発表と、「篁(たかむら)太鼓」の学芸発表、中学生の人権作文の表彰式、石井めぐみさんによる講演会などがあった。
サブ会場では、花を育てることで命の大切さを学び相手への思いやりの心を育てる「人権の花運動」のパネル展示があり、会場を訪れた市民らはカードにメッセージを書きツリーに飾り付けていた。
家族で参加した同市入野の永井真梨子さんは「みんなが楽しく幸せに暮らせる社会になれば」と話していた。(山北)