FM東広島・毎週火曜日午後6時台に放送している『DOGENSURU NIGHT』内のコーナー『喫茶897』では、東広島の企業・団体の方にお越しいただき、色々なお話を伺っています。
第22回のお客様は、西条町吉行にある内装工事『RealizeWorks』代表、野村滋(のむら しげる)さん。日本一内装が好きな男だと豪語される野村さんの内装愛溢れるお話伺いました。
お客様の思い・願いを創り叶えるRealizeWorks
ー RealizeWorksはどういった事業をおこなっているところなんでしょうか。
建築業の内装仕上工事業になります。幅広い業務なんですが、仕上げ業と内装リフォーム工事業が主な事業です。
— 設立したばかりと伺いましたが、いつ頃に設立されたのでしょうか。
2023年11月に開業し、2024年2月時点でおよそ4ヵ月程度です。元々は父がやっている内装工事の会社に勤めていたので、今の仕事自体は20年ぐらいはやっていますね。
— ご出身は東広島ですか。
八本松出身です。八本松幼稚園から八小八中ですね。
— これまで手掛けてこられたものはどういったものがありますか。
ハローズ2階の整体院や土与丸にある整体院、あとは、西条駅前のオープンしたばかりのラーメン屋うまもりの出店工事もさせて頂きました。おかげさまでいろんな方からのお声がけをいただきまして、本当に感謝しております。
— 内装業の繁忙期はいつになるのでしょうか。
2,3月は忙しいですね。特に東広島は大学がたくさんありますから、卒業入学の時期で特に忙しいです。本当に短い時間でたくさんの学生が来る前に綺麗にしてお出迎えしないといけないので。
— RealizeWorksの社名の由来を教えて下さい。
「Realize」は、直訳すると「実現する」とか「叶える」という意味なんですけど、「Works」は何かものを作り上げるとか作業するとかという意味なんですね。これを組み合わせてお客様の思いや願いを創り叶えるという思いを込めて「RealizeWorks」という社名にしました。
これは私自身の理念なんですが「自社にかかわるすべての人の笑顔溢れる幸せな未来を創る」という風に考えています。
お客様は依頼するときに頭の中にあるイメージ等がぼんやりなんとなくという事も多いので、そのイメージをすり合わせするためにCAD等の3D、立体的に見えるようなソフトを使って、色を都度変えてみせたりとか立体の絵でよりリアルに想像してもらったりしています。建築図面で平面図という上から見た線だけの図面を見ると思うんですが、一般の方はイメージしづらいかと思います。それが3Dで立ち上がることで、実際にその中に入っていくウォークスルーみたいな感じで中を見渡すといったこともできますので、より自分の未来を想像しやすいかと思いますし、それを創ることが出来たらと考えています。
日本一内装が好きな男のRealizeWorks
— 野村さんがこの仕事をしていて印象に残っている出来事や嬉しかった思い出はありますか。
お仕事行った先で10時と3時に珈琲とお茶菓子をくれたりとか帰りに手土産を持たせてくれたりと(笑い)
東広島はそういった心の交流のようなものも多くて、こちらが仕事をさせてもらってるのにおもてなしされたりして、縁側でコーヒー飲みながら家の方をおしゃべりしてとかそういったことはすごく楽しいですね。
それと、2023年に過去振り返っても一番大きい仕事をやらせてもらいました。4,5カ月かける規模の仕事で、僕自身やったことがない規模だったので不安もありましたしお客様からも「この仕事絶対に失敗できないからね」とすごくプレッシャーもあったんです。それで終わった後に「パーフェクトでした」と言ってもらいお墨付き頂いて、すごく感謝されたんですね。それぐらい好評だったことがすごく嬉しくて自信にもなりましたし、本当にいい経験させてもらったなと思います。
— 野村さんの趣味や好きなもの、ハマっていることを教えて下さい。
釣りやゴルフといった一般的な趣味はたしなむ程度なんですが、スノーボードは20年以上やっていますね。ウチの上の子は一歳の誕生日にスキー場デビューしまして英才教育中ですね。
あとは、よくこうやって趣味は何ですかと聞かれて答えるのは「趣味仕事です。特技も仕事です」と(笑い)
— 仕事お好きなんですね。
大好きですね。天職だと思っています。内装工事という仕事はやってから好きになったんですがやればやるだけどんどん好きになって、多分僕より内装工事が好きな人間は多分日本にはいないと思います。日本一内装工事が好きな男だと自負しております。
— 日本一内装が好きな男として何か内装が好きだなと思う瞬間や職業病だなと思うことってありますか。
ご飯食べに行くにしてもどこかを訪ねるにしても色んな会社さんのオフィス行った時にしても、内装を見ちゃいますね。今度これを使ってみたいなとかやってみたいなと吸収させてもらっています。
— 内装で壁紙を貼ることがあると思うんですが、壁紙を貼るには難しい面があったりすると流石に嫌になったりするんじゃないですか。
逆に燃えますね。腕が鳴ります(笑い)
— 壁紙ってどのくらい種類があるものなんでしょうか。
数えたことはありませんが、何万という種類はあると思います。
なので、お客様にカタログ一冊をお渡ししても分厚いし重いですしすぐに選べる方は少ないので、打ち合わせでお客様のイメージをヒアリングさせてもらって出来るだけ一緒に見ながら決めていくということが多いですね。ヒアリングでは、何色が好きか、部屋をどういった方が使われるのか、どういう使い方をするのかなどから聞き、さらに着ている服の色味や今使われているおうちの色味など観察してイメージしていきます。
— 素朴な疑問なのですが、壁紙の色というのは流行などあるのでしょうか。あれば、今の流行はどんな色なんでしょうか。
グレージュという、グレーとベージュを掛け合わせた言葉なんですけど、グレーよりもちょっと淡い感じの色ですね。色もたくさんありますし、柄もいっぱいあります。漫画やアニメのキャラクターが描かれたもの、ワンピースやスヌーピー、ディズニーなんかもありますね。僕が手掛けたところでは、ウォーリーを探せの壁紙を飲食店のトイレに貼ったことがあります。トイレ使われた方がウォーリーを探すんだろうなと。すごく遊び心があって面白いと思いましたね。
人とコミュニケーションを大切にするRealizeWorks
— RealizeWorksの今後の目標やビジョンはありますか。
お声がけして下さるお客様達にしっかり応えていきたいというのが目標ですね。ビジョンとしては3年以内には法人化したいと思っています。
— 野村さんがこのRealizeWorksを一言で表すならなんと表しますか。
僕は『人を大事に』というのを常々考えています。
建築業なので普段から色々な方や職人さんと一緒に仕事をすることが多いんですが、血の気の多い職人さんもやはりいますし、現場によってはもう戦場みたいな時もありますけど、そういう時こそ、コミュニケーションをとって、いい関係性をつくっていかないといけないなと。長い目で見た時に協力してくれる人もいなくなりますし、信頼や期待をしてお客様がご依頼して下さるので、全力でしっかりと期待に応えていきたいなと言うのを常々思っています。
なので、「人を大事に信頼期待に全力で応えるところ」とかですかね。
— コミュニケーションを本当に大事にしていらっしゃるんですね。
仕事自体は工事が完了した時点で終わり、引き渡して、「はいそこまで。終わりました」となるんですけど、お客さんにとってはそこからがスタートなので。住宅であればそこから新しい生活が、店舗であればそこから営業が始まって、これからというところなので、その「先」をしっかりしっかり考えて店舗づくりや工事を進めていくようにしています。
— 最後にメッセージをお願いできますでしょうか。
これまで関わってくれた方とか仕事などご依頼して頂いたお客さん、そして、これからのまだ見ぬお客さんもいらっしゃると思います。日頃普段からチョロチョロチョロチョロ走り回ってますんで、ここがもっとこうなったらいいのになとか、本当はここをこうしたいんだけどなとかいろんなちょっとした思いとか不具合ですとかなにかしらあると思います。なので、そういった時には気軽にお声がけいただければと。ご相談だけでも構いませんので、全力で応えます。
ある会社の代表取締役の方に「なんでもいいから日本一を目指すべき。挨拶が日本一気持ちいいでも日本一綺麗なトイレにするでもいいから。日本一であることを目標にし、自信と誇りを持つことが大事」と教えて頂いたことがあります。野村さんの「日本一内装が好きな男」はまさしくそれを体現しているのでは思いました。内装について語り出したら止まらない野村さんですが、同時にヒアリングも大切にしていらっしゃいます。自分の理想の家がある方、イメージはあるんだけど形に出来てなくてと思い悩んでいる方、RealizeWorksに相談してみてはいかがでしょうか。
RealizeWorks
住所:〒739-0002 広島県東広島市西条町吉行412-36
主な事業内容:建設業・内装工事業