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地域活性化に学生の力を! 10団体が活動報告会

  • 2021/02/08

 地域でまちづくりに取り組む学生を支援する、ひがしひろしま学生×地域塾の活動報告会がこのほど、東広島市役所であった。市と市内4大学でつくる学園都市づくり交流会議が事業主体。今回で4回目。

 報告会では10団体の塾生が自ら企画し、地域と関わりながら約半年間取り組んできた成果を発表した。志和の特産品づくりや東広島小学生将棋大会、コロナ禍においてできる取り組みについて話し合う「学生×オンライン会議」などの事例発表を行った。

地域塾01

 事務局の政策企画部の吉田倫幸マネージャーは「学生の活動が地域の活性化につながっていく。学生が卒業して市外に出て行っても、また帰って来てもらえるようなつながりをつくっていきたい」と話していた。

 東広島市は学生が人口の1割を占めているが、ほとんどの学生が街の魅力を知ることなく卒業したら出ていく現状がある。高垣広徳東広島市長は「学生時代に本市のことをよく知り興味関心を持ってもらうことで、卒業したのちも本市で仕事に就き長く生活してもらえるようになれば」と話す。 報告会は、同市の公式YouTubeチャンネルで発信する。

地域塾02

オンラインで市職員の話を聞く塾生ら

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