広島県の日本郵政グループ労働組合(JP労組)の組合員約6400人がこのほど、3年がかりで集めたプルタブ・アルミ缶約800㌔を車椅子1台と交換。JP労組芸南支部が2月16日、東広島市高屋町の特別養護老人ホーム御薗寮に寄贈した。
県内のJP労組が10年ほど前から取り組む活動。2~3年ごとに集めたプルタブ・アルミ缶を、環公害防止連絡協議会(奈良県)を通じて車椅子と交換し、地域の福祉施設などに届けている。今回で4件目。
この日、JP労組広島連絡協議会の熊谷裕二議長と芸南支部の山平貴宏支部長が施設を訪れ、本永史郎理事長に車椅子を贈った。本永理事長は「車椅子は施設の日常生活に欠かせないもの。メンテナンスをしながら使っているので、大変ありがたい」と感謝。山平支部長は「皆さんに活用してもらえたら。これからも地域に根差した活動を続けていきたい」と話していた。