国際協力などについて中・高生が考えや体験をつづる「JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2020」の入賞者がこのほど発表され、学校賞に国内外の67校、個人賞に94人が選ばれた。 東広島市では、高屋町中島の県立広島中学校が学校賞に、同校3年の引地莉子さんが「世界中の笑顔を願って」で佳作に輝いた。
2月16日に同校で表彰式が行われ、JICA中国市民参加協力課の岩谷允六有さんが、諸藤孝則校長と引地さんに賞状と記念品を手渡した。
海外からの災害ボランティアについて調べたことや思いを、 「支援をされる側」の視点からつづった引地さんは「世界中の人がつながって、自分ができないことをやってくれていることを知った。これを機に世界に興味を持って、行動していける人になりたい」 と話していた。
今年度は「世界とつながる自分―私たちが考えること、できること」をテーマに国内外から、中学生の部に1万6956点、高校生の部に2万2762点の応募があった。