東広島市教育委員会は3月8日、同市西条中央7の史跡三ツ城古墳の頂上に展示してある復元埴輪1個が壊された、と発表した。市教委では何者かが故意に壊したとみて、4日、東広島署に被害届を出した。
市教委文化課によると、3月1日午後3時ごろ、見学者が壊れた埴輪を発見。前日の2月28日には、関係者が今回の現場を含む古墳の写真撮影を行っており、その写真では壊された埴輪は確認されなかったことから、2月28日から3月1日までの間に壊されたとみている。
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前方部が破壊された埴輪(市発表資料より)
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破壊さればらまかれた埴輪片(市発表資料より)