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【薬膳薬局】ストレスにおすすめの漢方

  • 2021/03/30

薬膳

 

 春は入学や就職、転勤など新しい環境でスタートされた方が多く、気持ちが不安定になりやすい季節です。この時期は不安感、抑うつ感、不眠などのストレスに関連する症状が出やすくなります。

 

帰脾湯(きひとう)

身も心も弱り、心(精神)の疲れを感じる方の漢方薬です。胃腸が弱くて十分な栄養が得られないために、身体だけでなく、精神も疲れてしまう状態に用いられます。眠りが浅く、夢見が多く、動悸などの症状がある方にお勧めです。

 

抑肝散加陳皮半夏(よっかんさかちんぴはんげ)

ストレスの発散ができず、神経が昂る方の漢方薬です。十分にストレスが発散できず、神経が昂る場合に用いられます。登校や出勤前に腹痛や頭痛が起こる方や、精神的な緊張が強い方にお勧めです。

 

黄連阿膠湯(おうれんあきょうとう)

胸部に熱がこもって苦しく、眠れない方の漢方薬です。虚弱なタイプでイライラしやすい方や、足が冷えて顔はのぼせ気味の方、乾燥しやすい、高齢者の不眠にお勧めです。

 

柴胡疎肝湯(さいこそかんとう)

ストレスによる腹痛、胸痛、神経痛がある方の漢方薬です。イライラなど感情の起伏が激しく、腹の張りや腹痛など痛みを感じる方にお勧めです。

 

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