東広島市教育委員会はこのほど、子どもたちに読んでほしい本を選出し、「東広島市版ジュニア不朽の名作100」として公表した。教職員や保護者が子どもの頃に読んだことがある本を基準にするため、約20年以上前に出版された本が対象で、市立図書館の児童スタッフや市立小学校の学校司書、司書教諭などが選んだ。
本は小学校低学年、中学年、高学年と中学生向けの4種類に分けられ、各25冊の計100冊が選定されている。これに加え、東広島市や広島に関する作品は追加分として、「名作100+α」としてリスト化された。
市教委は4月23日の子ども読書の日に向けて、市内小中学校に読書を呼び掛け、不朽の名作100を周知するチラシを配布した。4月23日~5月12日は、こども読書週間とされている。本のリストは、市立図書館のホームページの「図書館おすすめ本」内に掲載されている。