東広島市は新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種の、今後のスケジュールを発表した。
国が4月30日付で、高齢者接種の供給時期などを示したことを受け、市では、集団接種の体制を拡充。受け付けを5月15日に前倒しし、6月7日～7月11日までの毎日の接種を予定している。新たに東広島消防署を接種会場に加えた。
一方、医療機関での個別接種は、5月17日から始まる。市では、各医療機関での接種を基本としており、市新型コロナ対策室では「協力医療機関には、既にワクチン供給量などを通知している。まずは、かかりつけ医に相談して」としている。
市内の65歳以上の高齢者は約4万8000人。市では、集団接種の予約については、電話よりも、迅速に対応できるインターネット利用を呼び掛けている。高垣広徳市長は「今回の接種についても、ＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）の必要性を痛感している。高齢者接種後に始まる一般接種でもウェブ申請を基本にスムーズに対応したい」と話している。
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