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歴史に目を向け伝承を 小谷地域伝える冊子を作成 加栗建男さんがまとめる

2021.06.30

小谷・重兼地域のいにしえ
「小谷・重兼地域のいにしえ」を作成した加栗さん(撮影・小林)

 高屋町小谷の加栗建男さんが、地域の歴史的背景や移り変わりをまとめた冊子「小谷・重兼地域のいにしえ」を作成し、小谷地域センターや小谷小学校などに寄贈した。

 

 小谷地域では1998年から10年間、加栗さんを含めた数人で、施設や季節の行事を掲載したカレンダー「小谷こよみ」を作成していた。しかし、経費の負担などを理由に休止。小谷の歴史や史跡など地元に関するさまざまなことを地域住民が詳しく知らないため、加栗さんは、「このままでは忘れ去られてしまう」と危惧した。さらに昨年は新型コロナウイルスの影響で多くの地域行事が中止となり、住民同士のつながりや近所付き合いさえも希薄になることを恐れた。

 

 「人は一人だけでは生きていけない」と考える加栗さんは、地域のことを伝承し、また地域に愛着を持ってもらうために今回の冊子作成を決意。資料がほとんど現存しない中、さまざまな文献や口伝による情報をかき集め、史跡など現在の姿を伝える写真は自ら撮影した。

 

 これまで伝承されてきたことの中で、加栗さんが兼ねてから疑問に思っていた部分について考察するなど、熱意のこもった1冊になった。

 

 冊子は、城跡、歴史、団体など8つの編で構成。小谷地区にあるJR白市駅のいわれや、2000年に発生したバスジャック事件、人口や農業に関する統計なども掲載されている。

 

 加栗さんは「道路や施設など、どんなものにも歴史や理由がある。新しいものを考えるだけでなく、これまでの経緯にも目を向けて未来に伝承して」と話していた。冊子は小谷地域センターで読むことができ、希望があればまとまった数での増刷も可能。

 

(小林)

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