田植えが終わった田んぼの水中では、各種の生き物が活動を開始します。
ホウネンエビもその一種です。
水田にたくさん発生すると、その田は豊作と言われ、またその姿かたちと泳ぎ方がエビにそっくりなのでこの名が付きました。
一般の水中昆虫と異なり、腹を上にして泳ぐので古生代の生物を連想させます。
農薬の普及と共に姿を消していき、今では見掛けることもほぼ無くなりました。
1カ月間探し続けてやっと見つけました。
体長15㍉と小さく、しかもせわしなく泳ぎ回るので、撮影困難でした。
撮影日:6月21日
撮影場所:東広島市高屋町
撮影:船越雄治
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