「ブラック校則」と呼ばれる不合理な校則が全国的に問題視される中、見直しへ向けた動きが活発化しています。
文部科学省は2021年6月、各都道府県教委などに対して、不合理な校則の見直しを促す通知を出したほか、2021年7月7日には小中高校の生徒指導の考え方をまとめた「生徒指導提要」の改訂に向け、有識者会議の初会合を開きました。
6月の通知を受け「下着の色の規定を削除」するなど、見直しをしたという学校のニュースもあります。
そこで気になるのが、東広島市では「校則の見直し」がどうなっているか 、ということ。
東広島市議会の6月の本会議一般質問で「校則の見直し」についての質問がありました。
その質問と答弁は、以下の記事で詳しく解説してあります。
東広島市立の小中学校の現状と今後の計画と、過去に見直しされた具体的な事例が掲載されています。
東広島市立の小中学校、校則の見直しってどうなっている? 今後、見直し方法が変わるかも!
こちらの記事を読んだ保護者(東広島市在住)からは、こんな感想が。
子どもが通っている小学校の校則の見直し方法はどうなっているか気になりました。また、昔とは気候などが違うので、服装や髪型について柔軟に希望が聞いてもらえるようになったら良いと思います。
全ての小中学校で見直しが行われたとありましたが、わが子が通う学校に関しては校則について、意見を聞かれたことはありません。そして在学中に校則の見直しもありませんでした。見直しをした学校は、ほんの一部なんでしょうね。
集団生活をしているので、規則は絶対必要ですが、あまりにもおかしい校則は変えていくべきです。でもどうやって変えられるものなのかも分かりませんし、子どのの声だけ(生徒総会)で変えられるものでもないと思っていました。特に中学校は先生の圧がすごいので。
わが子が小学6年生になると、中学では白い下着(上)が決まりなので、今から買うものは白にしてください。と言われました。白いシャツなので、白じゃないと目立ちますが、下着の色まで決まりがあるのも変だなあと思ったりもします。
子ども、保護者、学校が納得する校則に見直されていくことに、期待したいですね。
文 東広島デジタル編集部