二次元バーコードの説明をする東広島市観光協会の石川典子さん（撮影・山北）
東広島市観光協会（蔵田憲会長）はこのほど、西条酒蔵通りに設置している「酒都西条酒蔵通り」のサイン看板に、各蔵の紹介や観光スポットを説明する音声ガイドが聞ける二次元バーコードを掲示した。
音声ガイドは、酒蔵通りに来た人の散策の手助けとなるように、各蔵と協力して作成した。二次元バーコードは、各蔵周辺などの同サイン看板11カ所に設置。
白牡丹酒造天保蔵前のサイン看板の二次元バーコードには、入ることができない同天保蔵内部の写真と案内があり見応えがある。初めて音声ガイドを聞いた20代の女性は「近くに住んでいるが通り過 ぎていた。休日に家族と音声ガイドを聞きながらゆっくり散歩したい」と喜んでいた。
今後は英語版など、多言語の導入も検討する。
（山北）
