東広島市立美術館のコレクション展「第Ⅰ期新収蔵作品展」の後期が、同美術館(同市西条栄町)で始まる。8月11日から9月26日まで。
同美術館は昨年、同市八本松町から現在地の西条栄町に移転、移転で新収蔵品が約180点加わり、総数は1000点を超える。今回は新収蔵品の中から厳選した、地域ゆかりの作家の作品を中心とした絵画や版画、陶芸作品などを3章に分けて展示。
海外とつながりがある作品を紹介する「海の向こう」が13点、風景の一瞬を捉えさまざまな記憶を提示している「風景の記憶」が9点、其阿弥赫土、岡崎紀、林林男の三者三様の心象風景が堪能できる「東広島ゆかりの画家たち」が7点、合わせて29点の作品を掲げている。
学芸員の大山真季さんは「いろいろなジャンルの作品が一度に鑑賞できるコレクション展なので、楽しんでほしい。地域ゆかりの作家さんの作品を知るきっかけになれば」と話していた。
開館時間は午前9時~午後5時(8月27日は午後7時まで開館)休館は月曜日(祝日の場合は翌平日)。入館料は一般300円、大学生200円、高校生以下無料。
(山北)
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