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終戦から76年、平和への思い新たに 市戦没者追悼式 遺族ら約250人参列

2021.08.26

市戦没者追悼式
献花台に白菊を手向ける参列者(撮影・山北)

 東広島市は8月4日、同市黒瀬町の黒瀬生涯学習センターで「東広島市戦没者追悼式並びに平和祈念式典」を開いた。高垣広徳市長や市遺族連合会の栗原信明会長、遺族ら約250人が参列し、戦没者の冥福を祈り平和への思いを新たにした。

 

 高垣市長は「戦争体験の記憶を後世に伝えていくことが、私たちの使命。戦争の恐ろしさを忘れず、悲しみの歴史を繰り返さないと決意を新たにする」と式辞を述べた。参列者は祭壇前に設けられた献花台に白菊を手向け、戦争で失った家族を思い静かに手を合わせていた。

 

 子ども平和メッセージでは、市立小谷小6年の川﨑莉子さんが「命のバトンがつながって私がここにいる。自分の命を大切にし、二度と戦争を繰り返さず、平和な社会を築いていく」と平和の誓いを発表した。その後、東広島児童合唱団が「小さな四季」「アンパンマンのマーチ」を合唱。最後に世界中の人々のふるさとが、いつまでも美しくあるようにと平和への願いを歌に込めて「ふるさと」を合唱し参列者と心を一つにした。

 

 黒瀬町遺族会の槙川輝義さん(85)は「毎年参列している。兄が亡くなり、遺骨も戻らなかった。生きていたら98歳になる」と戦死した兄をしのんだ。

 

 式典は、新型コロナウイルス感染症対策を施して行った。式典の一部は、東広島市公式チャンネルでインターネット配信した。

 

(山北)

 

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