東広島市は11月10日、河内町宇山東上地区にツキノワグマが出没したと発表しました。出没が確認されたのは同日午前1時20分ごろ、同6時57分ごろ、同7時2分ごろの3回で、同地区に設置していたカメラに撮影されていました。
その映像がこちら▼
動画は東広島市提供
映像に映っていたのは体長1.5m程度のツキノワグマ1頭。柿の木の周辺を歩く姿が確認されました。
午前8時30分ごろに、映像を確認した宇山地区在住の男性から通報があり、市は同9時30分から河内支所職員3人で現地を確認。
市関係課や東広島警察署、地域内の小中学校、高校、地域センターなどに情報を提供。周辺で注意喚起を行っています。柿の実の除去も行っているそうです。
同所では10月31日にツキノワグマの痕跡が確認されていました。
東広島市は「生ごみや廃棄農作物などは、野生動物を誘因する原因になります。適切な処理を行い、野生動物を寄せ付けない環境づくりにご協力をお願いします」
東広島署は「クマに遭遇したときには、刺激せず、ゆっくりと静かに立ち去るなど、落ち着いた行動を取りましょう」
と呼び掛けています。
文 東広島デジタル編集部
遭遇したらどうする?
東広島でのクマの目撃情報、まとめました。足跡の画像あり