四條司家の包匠師範になった山本料理長(撮影・橋本)
東広島市西条岡町の「憩いの料亭 白竜湖」の料理長・山本誠さん(58)はこのほど、日本料理の流派「四條司家」の包匠師範の称号を得た。
日本料理の歴史や作法についての知識や、料理人としての経験が十分にある者に与えられる称号で、申請には他者からの推薦も必要とする。
山本さんは兵庫県出身。高校卒業後、京都を中心に岡山や兵庫で修行。2014年から白竜湖に従事し、18年から料理長。「改めて包丁の作法やしきたりなどを学び、日本料理の文化の奥深さを感じた。料理を食べる人の気持ちを日々大切にし、誠実に向き合っていきたい」と意気込んでいる。
(橋本)