2018年に発生した西日本豪雨災害の記録写真41点などを掲げた防災展示会(宮領東/西 自治会主催)が11月27日と28日の2日間、東広島市高屋町の宮領集会所で開かれた。地域の人たちの防災意識を高めるのがねらい。西日本豪雨災害記録写真コーナー、防災用具コーナー、土のう作り体験コーナーなど6つに分けて展示が行われた。
記録写真の展示コーナー前で説明をしていた、地域住民の木村一彦さんと豊田利光さんは「あの時はこの世の終わりかと思うほどの恐ろしさだった。日頃から備えや備品に対し、地域の人で情報を共有することが大切」、「災害時、現場は重機が入らず、みんなで協力し手作業で泥に浸かった畳を出し、コンパネを入れた。人々の助けがありがたい」などと当時の災害状況を話しながら、日頃から防災に取り組む重要性を強調した。
(林)