地域センター職員や地域住民に企画内容を発表する児童(撮影・山北)
東広島市西条町下三永の市立三永小学校(林万青也校長)の5年生54人は11月24日、三永地域センター(石川台以相センター長)と合同で12月15日と21日に開催する企画「わくわく三永グリーンウォーキング」の本番に向けて地域住民と意見交換を行った。
同小は同センターと連携をする中で、センター主催の講座に人が集まりにくいという地域の実態を知り、地域のために役に立ちたいと、9月ごろから総合学習などの授業の中で、健康をテーマにした企画の準備に取り組んだ。8グループに分かれ、それぞれのグループがイベントの流れを「はじめの会」「ウオーキング」「健康レクリエーション」「おわりの会」の4つの役割に分けて企画した。
児童らは24日、作成した資料を持って同センターを訪れ、職員や民生委員たち5人に、企画内容を発表。地域住民から出た「歩く速さでウオーキングのチームを決めた方がいい」、「ゲームのルールを詳しく」などの意見を参考に、各グループで手直しをして本番に向けて取り組んでいく。
はじめの会のゲームを考えて発表した三桐碧華さんは「アドバイスをたくさんもらったので頑張れそう」と笑顔で話していた。今後、児童は安全面や高齢者の目線で実行できているかなどを確認する。
水野太就教諭は「友だちや地域の人などに支えてもらいながら、力を合わせて誰かの役に立つ、という経験をしてほしい。子どもと地域とのつながりがより深まれば」と話していた。
同企画は両日とも午前9時~11時。対象者は三永地域の住民。参加無料。要事前予約。
申し込みは、同センター 082(426)0741へ。
(山北)