SDGsで連携した東広島市の高垣市長(右)とサンフレッチェ広島の仙田社長(撮影・日川)
東広島市とサッカーJ1のサンフレッチェ広島が11月17日、SDGs(持続可能な開発目標)の推進に関して連携して取り組む協定を締結した。サンフレッチェ広島がSDGsの推進に関する協定を自治体と締結するのは、東広島市が初めて。
連携内容は、▽女子チームのレジーナの選手によるサッカー教室の開催▽選手による市内の小中学校での講演会▽平和を願う公式戦「ピースマッチ」に市内の特別支援学校の子どもたちを招待―など。
締結式は東広島市役所で行われ、高垣広徳市長と、サンフレッチェ広島の仙田信吾社長が出席。協定書に署名した後、高垣市長は「SDGsの実現に向け、強力な援軍が得られた思い」とあいさつ。
仙田社長は「SDGsは、サンフレッチェの活動を言語化してくれており、クラブとしても10月下旬にSDGs宣言を行ったところ。東広島市との連携はワクワク感でいっぱい」と目を細めた。また、仙田社長は「今後、東広島市でも公式戦の開催を検討していきたい」と述べた。
(日川)