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事例体験でSDGs学ぶ JICA主催イベントに児童54人参加

  • 2021/12/24

繰り返して使える「ミツロウラップ」の体験学習
繰り返して使える「ミツロウラップ」の体験学習

 東広島市内の小学生を対象に、遊びやワークショップを通して国際協力やSDGsの理解を深める体験型のイベントがこのほど、東広島市鏡山のひろしま国際プラザで開かれた。独立行政法人国際協力機構中国センター(JICA中国)の主催。小学3~6年生54人が参加した。

 

 冒頭、NPO法人「Colorbath」の椎木睦美さんが子どもたちを前に、海外協力隊での2年間の経験を語った。子どもたちは、アフリカ南東部のマラウイ共和国でのソーラーボイラーを使った衛生改善の取り組みの必要性について興味深く聞き入った。その後参加者は、3つの体験学習ブースを回りSDGsの取り組みを学んだ。

 

 JICA中国の澁谷和朗課長は「温暖化問題で何をすべきかを具体的な事例を作り、学んでもらえるようにした。家庭に持ち帰って広めてほしい」と話していた。

 

 イベントに参加した小学3年生の物見亘君と森晴花さんは「子どもでもできることがたくさんあると思った」「大切なものは電気、水、と知った」などと感想を話していた。

 

(林)

 

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