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三ツ城スナッグゴルフクラブ 全国大会で優勝 心を合わせ6回目の快挙

  • 2022/01/21
三ツ城スナッグゴルフクラブのメンバー
優勝に輝いた三ツ城スナッグゴルフクラブのメンバー(左から)大谷侑也君(3年)、奥田拓途君(5年)、中谷菜摘さん(6年)、大谷颯也君(5年)、空田衣織さん(5年)、枡田龍和君(3年)。後列は(左から)大谷哲也会長、中谷栄司コーチ、中林修二監督

 

 東広島市西条中央の市立三ツ城小(向井秀則校長)の児童でつくる三ツ城スナッグゴルフクラブ(大谷哲也会長)は昨年11月、兵庫県三木市の三木ゴルフ倶楽部で開かれた「第18回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会」で優勝を飾った。同市西条吉行東の市立東西条小(倉田恵里校長)のチームも出場し、準優勝した。 (山北)

 

 大会は、各予選会を勝ち上がった沖縄県から愛知県までの21校104人の選手が出場し、熱戦を繰り広げた。9ホール(507ヤード・パー36)のコースを6人1チームで回り、上位3人の合計スコアで競った。三ツ城小のチームスコアは、70ストロークで2位の市立東西条小に8ストローク差をつけた。

 

 キャプテンで6年生の中谷菜摘さんは「チームのみんなで、心を合わせて練習してきたので自信はあった。優勝できてうれしい」と喜びをかみしめた。中林修二監督は「子どもたちの勝ちたいという強い気持ちをみんなで盛り上げ、優勝につながった。6人全員のスコアが良かった。目標は2連覇!」と次を見据えていた。

 

 兄弟でベストスコア賞に輝いた3年生の大谷侑也君(24ストローク)と5年生の大谷颯也君(22ストローク)は「兄弟で受賞できてうれしい。次回も兄弟優勝を狙いたい」と口をそろえた。ホールインワン賞には、3年生の枡田龍和君と大谷侑也君、アルバトロス賞は5年の大谷颯也君と奥田拓途君が受賞。チームの合言葉は「One for all, All for one」(一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために)。これからも、この言葉を胸に刻みながら練習に取り組んでいくという。

 

 2020年の全国大会は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となったが21年は、東日本大会と西日本大会に分けて2年ぶりに開催された。

 

 スナッグゴルフは2001年に米国で、ゴルフの基礎を学ぶために開発され、02年に日本に導入された。校庭など広さの限られた場所で、子どもから高齢者まで男女や体格、体力に関係なくプレーを楽しむことができるスポーツ。

 

 三ツ城スナッグゴルフクラブは、2005年に発足。第3回のスナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会から16年連続で出場し、今回を含め優勝を6回成し遂げた強豪クラブ。現在部員は13人。練習は「広島カンツリー倶楽部八本松コース」や三ツ城小の中庭の練習場で週4回行う。部員募集中。

 

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