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漫画で読む東広島市新年度予算 防災・医療整備に力 生活関連事業が加速化

  • 2022/02/14

一般会計は過去最高951億円

 東広島市は2月9日、2022年度の当初予算案を発表した。一般会計は過去最高となる951億8000万円。21年度を7%上回る積極型の予算となった。高垣広徳市長の初めての予算編成となった18年度で比べると27・5%増の伸びとなった。

 

 18年の西日本豪雨災害の復旧が一段落ついたことから、道路や河川、公共施設など日常生活と関わるインフラ整備に179億円84 10万円を計上した。高垣市長が2期目の選挙公約で掲げた、防災・医療体制の整備など6つの重点施策には100億2000万円を組んだ。新型コロナウイルス感染症対策には、14億30万円を投じる。

 

 歳入は市税が前年度比7・3%増の370億円。好調な企業の設備投資などを背景に、歳入総額全体の約4割を見込んだ。

 

漫画で読む東広島市新年度予算1
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漫画で読む東広島市新年度予算9
漫画で読む東広島市新年度予算10

 


 

注目事業

防災対策(16億8742万円)

 調整池整備など治水対策▼東広島防災WEB(総合防災情報システム)の導入(新規)▼救急救命士の実習体制の充実など救急救護体制の強化(新規)

医療体制整備(13億3241万円)

 東広島医療センターに広島大から医師を派遣(新規)▼ワクチン接種など新型コロナウイルス感染症対策

中小企業の活性化(21億3994万円)

 ハイビズの相談体制の強化▼コロナ禍に伴う市内事業者支援▼新たな企業立地と投資を促進する仕組みの構築▼DXを活用した商議所・市内企業との連携強化(新規)

農業の生産性向上(31億3743万円)

 高度化技術を活用した園芸作物の生産性向上(新規)▼農業の担い手支援

子育て支援(12億5551万円)

 こども食堂の活動支援や保育施設整備など産後ケア事業の充実▼市民ポータルサイトを活用した妊娠・出産・育児支援強化

未来挑戦プロジェクト(3億5901万円)

 市と大学が一体でまちづくりを行うタウン&ガウンの近畿大工学部・広島国際大学への展開について検討(新規)▼中山間地域の暮らし方を変えていくため、企業と連携した生活デザイン・工学研究所(仮称)の設置(新規)

教育・保育支援(9億7421万円)

 学校支援センター設置(新規)▼大学と連携した未来を担うこどもの育ちサポート(新規)

 

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