酒蔵通りの案内地図を見ながら打ち合わせをする音声ガイドの収録参加者(撮影・林)
東広島市観光協会では、酒蔵通りを訪れる外国人観光客のために、多言語マップと音声ガイドの作成を行っている。2月22日には、東広島市西条下見にあるFM東広島のスタジオで1回目の音声ガイドの収録を行った。市内在住の留学生の協力のもと、タガログ語(フィリピン)、インドネシア語、タイ語で酒蔵通りの見どころについて録音した。音声ガイド、多言語マップとも8言語で対応、5月上旬の完成を目指している。
同協会では、昨年9月、8人の留学生を招いて、外国人が日本の観光地を訪れた際の課題を探るワークショップを行った。多言語の音声ガイドとマップを必要とする意見が多かったことから、今回の作成となった。
タイ語を収録した広島大留学生のワッジャワールク・ポーンパンさん(22)は「西条のお酒のことが知れて良かった。観光客にとって、母国の言葉での案内はうれしいことだと思う」と話していた。
(林)