「ヤマハエレクトーンフェスティバル」ソロ演奏部門の小学生低学年部門でグランドファイナルへ出場した岡田さん(撮影・山北)
ヤマハ音楽教室キハラ楽器(木原正好社長)に通う東広島市立下黒瀬小3年生の岡田千春さんが1月30日、東京都で開かれた「ヤマハエレクトーンフェスティバル(YEF)」ソロ演奏部門の小学生低学年部門でグランドファイナル(全国大会)へ出場した。キハラ楽器の生徒が同グランドファイナルに出場したのは初めて。
岡田さんは1歳から同教室に入会、小学1年生からさまざまな楽器の音色やリズムが組み込まれているエレクトーンを本格的に習い始めた。ヤマハ音楽教室が主催する西中国地区大会で金賞を受賞。昨年9月に大阪で行われたセミファイナルを突破し、グランドファイナル出場権を得た。全国大会に向け、平日は2~3時間、休日は5時間、自宅で猛練習を続けた。
全国大会では、ほど良い緊張感を保ちながら、3つの鍵盤を使い気持ちを込めて演奏した。「気持ちよく弾けて楽しかった。100点満点」と胸を張り、応援してくれた幼稚園や学校の先生、地域の人などに感謝した。
指導に当たった水田幸希さんは「一音を出すのにしっかり考え、楽器や気持ちを意識して演奏している。大会では、岡田さんしか出せない、きれいな音が出せた」とたたえた。
(山北)