地場流通大手のイズミ(本社・広島市東区、山西泰明社長)は、東広島市西条町助実に「ゆめモール西条(仮称)」を着工することになり、3月24日、現地で起工式を行いました。今秋の開業を目指しています。
ゆめモール型は広島県内で初
ゆめモールは、同社の運営する施設の呼称で、同社直営の食品スーパー「ゆめマート」を中心に、家電量販店や、ホームセンター、レストランなど複数の専門店が別棟で1カ所に集まったオープンモール形式の商業施設。ゆめモール型のショッピングセンターは、県内では初めてです。
専門店は30店舗が出店
計画では、敷地面積は約9万6700平方㍍で、店舗面積は約2万9300平方㍍。約1480台の駐車場と、約300台の駐輪場を設け、各専門店舗の前に駐車できるようになります。
投資額は約43億円。専門店はゆめマートのほか、30店舗が出店する予定です。
ゆめタウン東広島店とは1Kmの距離 それでも出店の理由
東広島市内で同社が運営するグループの店舗数は、ゆめタウン東広島店、ゆめタウン学園店、ゆめタウン黒瀬店、ゆめマート八本松に次いで5店舗目。予定地は、山陽自動車道西条インターチェンジ(IC)から約2㌔の国道375号沿い。
西条町土与丸の東広島店とは、約1㌔しか離れていませんが、東広島市は若い世代を中心に、人口が伸びており、さらなる成長が見込めるエリアとして出店を決めた、といいます。
1990年開業のゆめタウン東広島店は、弊社のワンストップ型ショッピングセンターの県内1号店。そして、再び東広島で新しい成長戦略と位置付けるゆめモール型の県内1号店を出店し、市の発展に貢献できるようしたい。
新型コロナ禍で顧客のニーズも変化している。人ごみを避けたり、買い物をしたい店に時間をかけずに行けたり、と新しい生活スタイルにきちんと応えられるよう配慮した店にしていきたい。
ゆめモール西条の地図