恋の予感は、広島県が 開発した高温でも育てやすい品種。県南部で栽培されており、今年3月に発表された日本穀物検定協会の2021年産米食味ランキングでは、最高ランク特Aを獲得した。
JA広島中央の管内で生産された恋の予感は、オリジナルパッケージで販売。食味ランキングの発表以降、新たに販売を始める量販店が増加した。
恋の予感を導入する飲食店も増えている。4月に市役所10階にオープンしたビストロパパ市役所店では、定食などで提供。「どんな料理にも合う米。お客さんからも好評」と同店。
米は、粒がしっかりと張っていて、もちっとしたかみ応え。冷めても硬くなりにくいのが特徴。同JAは「地元にこんなにおいしい米があること をたくさんの人に知ってもらいたい。毎日食べても飽きない食味。ぜひ味わってみて」と呼び掛けている。
無洗米、5キロ入りが参考売価2480円。JAの直売所のほか、フジ、マックスバリュ、ショージなどで販売されている。
(橋本)