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市内の野鳥44種を収録 「ひがしひろしまとりかるた」人気

  • 2022/06/05
ひがしひろしまとりかるた
ひがしひろしまとりかるた

 東広島市西条町の石田恵さんが、東広島市内で撮影した鳥の写真を使った「ひがしひろしまとりかるた」を制作・販売している。ワークショップやイベントなどで、子育て世代を中心に人気だ。

 元々写真撮影が趣味だった石田さん。ある日、見たことがない赤い鳥が目の前を通ったことをきっかけに、鳥に興味を持った。写真を撮ってはSNSに投稿していたが、「そうだ!かるたにしてみよう」と思い立ち、「ひがしひろしまとりかるた」の制作に至った。

 かるたには、市内に生息する野鳥のうち、44種類(うち2種は雌雄で1枚ずつ)を収録。羽毛の質感や腹の丸みなど、自然に生きる鳥の様子を絵札で見ることができる。読み札には、鳥を見た石田さんの気持ちを真っすぐに表現。鳥の生態を詠んだ札もある。

「ひがしひろしまとりかるた」(上)と石田恵さん(撮影・小林)
「ひがしひろしまとりかるた」(上)と石田恵さん(撮影・小林)

 石田さんは、「かるたをきっかけに、鳥や生き物、自然に関心を持って外遊びしてほしい。その経験から、環境保護や生物の多様性について考える人が増えてくれたら」と話している。

 「ひがしひろしまとりかるた」は、イベントでの販売のほか、ウェブショップ「かるたやストア」でも購入できる。税込み2500円から。ポストカードやTシャツも販売している。

(小林)

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