東広島市志和町志和堀の大宮神社で6月5日、同町出身で県外に在住する中本大智(だいち)さん(27)と早陽子(さよこ)さん(28)が神前結婚式を挙げた。コロナ禍のため密を避け、親族が集まりやすい地元で式を挙げようと、新郎の父の中本勝さんと相談し、大宮神社を選んだ。神前結婚式は、同神社の1215年の歴史で初めて。
三宅正之宮司が祝詞を唱え、東広島雅楽会のメンバーの雅楽演奏が流れる中、新郎新婦は指輪の交換を行い、愛を誓った。
新郎の大智さんは「厳かな雰囲気で身が引き締まった。尊敬する父のように、何があっても家族を守り、仕事も全力を尽くしていきます」と早陽子さんと顔を見合わせ笑顔で話していた。
(山北)