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福祉・介護施設で職場見学

  • 2022/07/30
もやい志和の職員(右端)から説明を受ける黒瀬高生徒(撮影・山北)
もやい志和の職員(右端)から説明を受ける黒瀬高生徒(撮影・山北)

 県立黒瀬高福祉科(東広島市黒瀬町乃美尾、吉川由縁校長)の1年生19人は7月8日、グループに分かれ、高齢者介護施設「もやい志和」(同市志和町冠、久保田勝彦社長)など7カ所の福祉・介護施設で職場見学をした。

 もやい志和が運営する4施設には計8人が訪問。生徒らは、サービスの種類やチームの連携、地域とのつながりなどについて職員から話を聞いたり、施設を見学したりした。

 見学後、片岡りんさんは、「大変なことが多い仕事だと思っていたが、やりがいのある仕事だと感じた」と笑顔。久保田社長は、「介護は人の幸せをつくる仕事なので長年、本気になって取り組めば喜びが多くある。見学して学んだことをしっかり生かしてほしい」と話していた。

 東広島市は2016年に黒瀬高、広島国際大と「福祉分野における人材育成事業に関する包括連携協定」を締結。今年度は、福祉・介護の仕事の理解や市内の施設への興味・関心を高めようと施設見学会を2回実施する。今回は、その1回目で、2回目は、8月9日に広島国際大の1・2年生が施設見学を行う。

 同高の福祉科は広島県内で唯一の福祉に関する専門学科。福祉の専門的な知識や技術を学んでいる。

(山北)

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