昭和21年から続く本屋さん「森書店」が、その長い歴史に終止符を打ちます。2022年9月30日をもって閉店します。同店は西条で76年の歴史を誇る本屋さんで、今の上市町の店舗になるまで2回引っ越しているそうです。
著者も中学生のころ、よく立ち寄らせてもらっていた本屋さんだけに、閉店は少し悲しい気持ちになります。
店主は「時代が変わり、本屋さんの需要も変化してきました。いろいろなことを含めてこのタイミングかなと思い、決断をしました。利用してくださった東広島のみなさんには本当に感謝しています」と話をしてくださいました。
閉店まで残すところ約1カ月。いろいろな思い出がこの場所にある人も多いと思います。ぜひ、最後に立ち寄って素敵な本と出会ってみてはいかがでしょうか。
76年間、本当にお疲れ様でした。そして、有難うございました。
(文・写真/Satoshi Hanzawa)