東広島市八本松東3丁目の放課後デイサービス「いそまつ」。どんなことをしている施設なんでしょう。そこで、東広島デジタル編集部は放課後デイサービス「いそまつ」を取材しました。
目次
放課後デイサービス「いそまつ」
放課後デイサービス「いそまつ」は、児童福祉法に基づく障害児通所放課後等デイサービスです。定員は10名。対象児童は、小学校1年生~高校3年生(6~18歳)までの発達障害・知的障害の児童生徒です。※受給者証、または医師による診断書が必要になります。
スローガンは『子どもたちに笑顔を。子どもたちに居場所を』創業6年目を迎えています。
場所
場所は、新しくオープンした道の駅のん太の酒蔵から国道486号線に向かって走っていくと、磯松交差点に差し掛かる前にあります。
場所の地図はこちら。
施設内を紹介
施設内はこんな感じです。
一日の流れ
14:30~ 送迎※各学校へお迎えに行きます。
14:40~ おやつタイム
14:50~ 宿題
15:30~ 活動プログラム
※「いそまつ」では、多様な活動プログラムを準備しています。ここでは、工作・感覚統合・SST(生活技能訓練)など集団療養がメインになります。
16:00~ 自由遊び
17:30~ 各家庭に車で送ります
多様な活動プログラム
「いそまつ」では、様々な活動プログラムを準備しています。いずれ、ここで育った児童生徒たちが社会に出た時に、不自由をすることがないようにいろんなエッセンスを取り入れながら楽しく学べるように考えられています。
【過去に行ったプログラム例】
・季節の制作・ダンシングマット・スノーブロック・船長さんごっこ・避難訓練・風船バレー・プラネタリウム・体幹トレーニング・SST・コグトレなど。
開所日・開所時間
開所日/月曜日~金曜日
開所時間/放課後~17:30
長期休暇(春休み・夏休み・秋休み・冬休み・代休など)10:00~16:00
休業日/土日祝、GW、お盆、年末年始
料金
世帯所得が890万円までの方は、月額4,600円(※上限)。
※別途、おやつ代50円/日、工作費100~200円/月などがかかります。
インタビュー
福祉業界では15年のキャリア。2022年4月に「いそまつ」に転職したばかりの保育士・鈴木総さん(35歳)にインタビューをして、「いそまつ」の魅力や仕事のやりがいを聞いてみました。
どのような思いをもって生徒たちと接していますか?
鈴木 この学び舎から巣立った生徒たちが、いざ社会に出た時にしっかり自立した生活を送れるように、しっかりひとり一人と向き合い学習や遊びをしています。
どうして、「いそまつ」に転職を?
鈴木 子供が大好きだからです。ひとり一人困りごとを抱えていて、私たちが解決する力があるのなら、しっかりその子に寄り添って、しっかり支援をしていく。なんでもやってあげるのではなく、いずれ自立した時に、この子が困らないように見守ることも大切だと思っています。
普段から心がけていることは?
鈴木 今までできなかったことが出来るようになった時、ものすごく褒めるようにしています。この達成感が自信につながり、次もやってみようという意欲が生まれてくる。もともと、怒られてしまうことが多く、自信をなくしている子が多いので、こんなにも出来るんだという成功体験をここで学ばせてあげたいです。
「いそまつ」をどのようにしていきたいですか?
鈴木 現在(2022年9月現在)、最大定員数の10名の生徒が通ってきてもらっています。職員の数も増やして、個別と集団の両方でプログラムが組めるようにしていきたいと思っています。スタッフの能力も上げて、個別療育にもしっかり取り組んでいきたいと思います。この「いそまつ」が東広島で1番の放課後デイサービスになれるようにスタッフ一同取り組んでいきたいです。今はまだ夢ですが、18歳以上の障がいのある方の居場所づくりで生活介護やグループホーム設立を考えていきたいですね。
最期にひとこと
鈴木 保護者の方は困ったことがあったら、気軽に相談してください。私たちが力になります。また、子どもたちはも同様で、「助けて」と言うことは、決して格好悪いことでありません。時には誰かの力を借りて問題を解決することだってたくさんあります。私たちスタッフは、いつもみなさんの味方であり、応援団です。
問い合わせ
株式会社こころ
放課後デイサービス いそまつ
〒739-0142
東広島市八本松東3丁目29-28
TEL/082-428-2130
FAX/082-428-2130