東広島市は9月27日~30日、SDGs(持続可能な開発目標)推進の取り組みの一環として、県立西条特別支援学校(同市西条町田口、吉迫基全校長)の児童生徒が制作した作品やポスターなどを、同市役所1階ロビーに展示した。
会場には、びょうぶ、ステンドグラス、貼り絵など約30点を展示。分身型ロボット「おりひめ」を通して、児童生徒が同校からインターネットで通信し、来場者とあいさつなどをして楽しんでいた。
夫婦で訪れた同市西条町の綿岡志郎さんと早苗さんは、小学部の作品で平和への願いや絵を描き入れた「ピースキャンドル」を見て、「平和がないと、笑顔にならないことを伝えている。障害の有無にかかわらずみんなが仲良く平和に暮らせる社会を目指せたら」と見入っていた。
市総務部政策推進監は、「児童生徒がどんな活動をして頑張っているのかなどを知り、地域で共に生きていくためのきっかけになれば」と話していた。
(山北)