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県、中国大会で金賞 高美が丘中音楽部 部員24人、心合わせ演奏

  • 2022/10/19
県大会、中国大会で金賞に輝いた高美が丘中音楽部(提供写真)
県大会、中国大会で金賞に輝いた高美が丘中音楽部(提供写真)

 東広島市高屋高美が丘の市立高美が丘中(河中弘子校長)の音楽部が7月、広島市であった「第63回県吹奏楽コンクール」の小編成部門で3年ぶりに金賞。8月に鳥取市であった中国大会に県代表として3年ぶりに出場し、金賞に輝いた。曲名は、2大会ともフランツ・レハール作曲の喜歌劇「ロシアの皇太子」セレクションで挑んだ。

 3年で部長の中光蓮華さんは、「緊張したが、みんながお互いの音を聴き合い、一つの演奏を作り上げることができて良かった。金賞をもらい、自分たちの演奏に自信を持った」と満面の笑み。顧問の阿部千晶教諭は、「県大会では、みんなの心が一つになり、いい演奏ができた。中国大会では、生徒が自主的に頑張ってくれた。音楽部のメンバーを誇りに思う」と生徒をたたえた。

 中国大会の直前に、体調を崩した阿部顧問に代わって指揮をした副顧問の三代澤啓教諭は、「中国大会では、阿部顧問がいない中、生徒もよく頑張り保護者らが全面的にバックアップしてくれた。金賞はみんなが力を合わせた結果」と喜んでいた。

 同部のスローガンは「送思奏愛(そうしそうあい)」。部員は、1年から3年まで24人。練習は、週に4~5回行う。生徒が練習方法などを考え、自主的に練習に取り組む元気で明るいバンド。

(山北)

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