第32回東広島市生涯学習フェスティバル(同実行委員会主催)が11月5~6日、東広島市の東広島芸術文化ホールくらら、市民文化センター、西条中央公園をメイン会場に開かれた。2日間で延べ5800人が訪れた。くららや市民文化センターでは、ダンス、音楽演奏、講演会などの催しや文化活動団体による展示・ワークショップ、講座などが、西条中央公園では屋外マーケットが行われた。
今年度は「市全体を学びのキャンパスに」をスローガンとし、仮想空間上でも楽しめるバーチャル作品展示会も同時開催された。
くらら小ホールであったオープニングイベントでは、武田中高校・書道同好会の書道パフォーマンスを披露。パフォーマンスをした同高2年の森田菜々美さんと、中原愛加さんは「緊張していたけど、練習成果が発揮でき、達成感があった」などと話していた。
広島国際大学総合リハビリテーション学部が行った健康チェックワークショップでは、来場者が大学生に運動機能、骨格筋指数など健康度を測定してもらい、専門家から健康アドバイスを受けていた。
理学療法士を目指している同学部4年の杉本涼さんは「さまざまな年齢の人とコミュニケーションが取れた。これからも地域の人たちとつながりを持ちたい」と話していた。
(林)