東志和住民自治協議会(同市志和町志和東、金原寿弘会長)は11月20日、東志和小学校閉校後初めての「シン・東志和区民まつり」を、旧東志和小学校で開いた。
体育館の舞台では、琴などの演奏やフラダンス、腹話術などがあり、展示会場では、絵手紙や絵画、型彫りなどの作品展示があった。また、折り紙ヒコーキ協会(福山市御幸町)の 小林哲也指導員が、子どもたちに紙飛行機の折り方や飛ばし方のこつを教えた。子どもたちは、自分たちが折った紙飛行機を飛ばして距離を競い合い、体育館に歓声が響いていた。
グラウンドでは、ペタンク(鉄球)の試合や、各地域の青年部や女性会などによるうどん、焼きそば、餅、綿菓子づくり、野菜市などが軒を連ね、多くの人でにぎわった。
同市志和町志和東の上佐代子さん(77)は「地域の人と久しぶりに会って、声を掛け合いとても楽しかった」と喜び、健康福祉部長の金原寿雄さんは「閉校後、地域の人が集まる機会がなくなった。多くの人が集まり、交流できるようにと趣向を凝らし企画した。しっかり楽しんでもらえれば」と話していた。
(山北)