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松尾神社で酒造祈願祭 西条酒造協会

  • 2022/12/12
今シーズンの酒造りの安全を祈る参列者(撮影・山北)
今シーズンの酒造りの安全を祈る参列者(撮影・山北)

 新酒の仕込み時期を迎え、東広島市内の酒造会社8社が加盟する西条酒造協会(石井英太郎理事長)は11月18日、酒造祈願祭を同市西条町西条の松尾神社で開いた。

 祈願祭には、蔵元や杜氏(とうじ)、商工関係者ら約50人が参列した。三善孝昭宮司が祝詞を奏上。神前に玉串を奉納し酒造り作業の安全と上質な酒ができるよう祈願し、お神酒を受けた。

 石井理事長は「本格的な新酒の仕込みの時期、けがに注意して励んでもらいたい」とあいさつ。各蔵元の杜氏でつくる西醸会の新谷寿之会長は「西条の酒で幸せな気持ちになってもらえれば」と話していた。

 松尾神社は、酒造りの神を祭る京都嵐山の松尾大社から分霊を受け、西条酒造組合(現西条酒造協会)が1936年に御建神社の敷地内に建立した。同じ境内にある御建神社には、各蔵元の酒だるが奉納されている。

(山北)

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