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市長と語ろう!気軽におしゃべり 【テーマ】外国につながる子どもたちの支援活動

  • 2022/12/19
左から高垣市長、奥村さん
左から高垣市長、奥村さん

 東広島市の高垣広徳市長と市民が気軽にトーク。今回は、こどものひろばヤッチャルの奥村玲子さんと「外国につながる子どもたちの支援活動」をテーマに、FM東広島の番組でおしゃべり。その一部を紙面で紹介。

奥村さん「宿題や会話、子どもがほっとする場に」
高垣市長「触れ合うことで多文化共生社会が広がる」

―こどものひろばヤッチャルはどのような団体。

奥村 外国につながる子どもたちを対象に、学外での学習支援をしています。教育文化振興事業団と一緒に日本語教室を行ったり、一緒に宿題したり。コロナ禍の前は遠足やキャンプなども行っていました。

高垣 東広島市の人口の約4・3%が外国人市民です。100カ国以上から来ていて、小学校の式典などに行くと、さまざまな国の子どもがいて、非常に国際化が進んでいるまちだな、と改めて感じます。母国の言葉を持ちながら日本語も勉強する必要があり、サポートは重要だと思っています。そのためヤッチャルの活動は大変心強いです。

―奥村さんはどのような思いで活動を。

奥村 公的な場ではないところで、子どもたちがほっとするような場を提供したい、という思いがあります。また、帰国する留学生もいますが、そのままここに永住する子どももいます。このことを多くの市民の皆さんに知ってもらいたい。そして、ボランティアにも参加していただけたらうれしいです。

高垣 市民の皆さんが外国の人と触れ合う機会をもっと作ることから、多文化共生が始まると思います。本市では、日本語の教育をしっかり進めながら、みんなが楽しめる祭りを作りたいと国際フェスタを始めました。地域でも積極的に祭りやイベントを一緒になって楽しむ、こういった環境から多文化共生社会が広がると考えています。

奥村 外国語が話せなくても、外国人に分かりやすい言葉や短い文を使う「やさしい日本語」で交流できます。やさしい日本語への関心が高まればうれしいです。

■話の続きはFM東広島で放送(89.7MHz)
 日時/12月22日(木)18時25分~

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