東広島市西条町下三永の市立三永小(林万青也校長)の5年1組22人は昨年12月13日、三永地域センター(石川台以相センター長)と合同で「気持ちすっきり! 健康フェスティバル」を同センターで開き、地域住民約20人が参加した。児童らは、9月から総合学習の授業の中で企画し、準備に取り組んだ。
会場には、「運動」「風船バレー」「ストレッチ」「会話」「塗り絵」の5つのブースを作り、住 民は5グループに分かれて20分間隔で各ブースを回った。「ストレッチ」のブースでは、担当の児童が「肩上げ」など三つのストレッチを紹介。血行促進などの効果を説明し、見本を示しながら住民と一緒に体を動かしていた。
同市上三永の奥正敬子さん(72)は「子どもたちが企画した活動に参加して、とても楽しかった。家でストレッチをしてみようと思う」と笑顔。同小の高田姫和乃さんは「地域の人との年齢差が大きいので企画が難しかったが、喜んでもらえてうれしい。地域の人の健康な姿を見て、自分も頑張りたいと思った」と話していた。
同小は同センターと連携する中で、センター主催講座の参加者をもっと増やしたいという思いがあることを知り、2021年から「地域を元気にしたい」と同イベントを年2回開催。20日は5年2組が開いた。
(山北)