東広島市西条本町の西條鶴醸造(伊野本雅子社長)はこのほど、ラベルデザインで広島女学院大学(広島市東区)とコラボした「西條鶴特別純米酒・アートラベル2023」を発売した。同大学との連携企画は6年目。
今回のテーマは、「和・輪・WA」。日本酒を通じて口福(こうふく)と幸福の「WA」が広がり、循環するイメージのデザインを募集し、生活デザイン学科の学生が授業の課題や自由応募で取り組んだ。同科の12人の学生が考えた31点の中から、社員の投票で4年の鳥越ひなたさんのデザインが選ばれた。
鳥越さんは「自分のデザインが商品になり、不思議な気持ち」と笑顔。 杜氏(とうじ)の宮地充宣さん(55)は「爽やかな香りと優しい甘味の、味わいのある新酒。若い人にも飲んでもらえたら」と話していた。
1本720㍉㍑入りで、1650円(税込み)。売上金の一部は「こども食堂支援事業」に寄付する。
(山北)