「人権フェスティバル2022ひがしひろしま」が人権週間(毎年、12月4~10日)を前にした昨年12月3日、東広島市西条栄町の東広島芸術文化ホールくららで開かれた。東広島市などが主催。今回は「高齢者の人権」をテーマに多彩なイベントがあった。
メイン会場では、女優の松島トモ子さんが「100歳の母と暮らして~幸せの旅路~」と題して講演。その他、東広島市立三ツ城小の児童による「人権の花運動」の活動報告発表や、中学生の人権作文コンテストで入賞した作文の朗読、人権イメージキャラクターの人KENまもるくんと人KENあゆみちゃんの人権教室などがあった。サブ会場では、人権相談室などが開設された。
同市西条下見の渡部昭登さん(82)は「人権に関心があって参加した。子どもから大人まで人権に関心を持って、誰もが尊重される社会になってほしい」と願っていた。
(生野)