陸地コンサルタント(本社・東広島市西条、佐々木仁志社長)はこのほど、中学生を対象にした「石毛宏典硬式野球教室」を同市志和町志和東の志和市民グラウンドで開いた。市内外の硬式野球チームに所属する選手59人が参加した。今回で5回目。
指導したのは、元プロ野球選手で、西武ライオンズなどで活躍した石毛宏典さん(66)と、広島東洋カープなどで活躍した小林誠二さん(64)。
石毛さんは、予期せぬプレーから身を守り、故障をしない身のこなし方を、小林さんは、投球の基本を、それぞれ手本を示しながら指導した。
石毛さんは「できなかったことができたという感動が、野球の楽しさにつながり成長する。続けることとやり通すことが大事」と力を込めた。市立向陽中3年の神田歩夢さんは「ボールの入り方など、分かりやすく教えてもらった。学んだことを生かしたい」と喜んでいた。
(山北)