東広島署(中道弘志署長)はこのほど、来店客のインターネット利用詐欺被害を未然に防いだとして、セブン―イレブンハートインJR西条駅南口店(同市西条本町、桂志保ストアマネジャー)と同店のパート店員田部恵理子さんにそれぞれ感謝状を贈った。
同署によると、昨年12月20日午後2時30分ごろ、来店した70代の男性が電子マネーの購入に戸惑っていたので田部さんが声を掛け、購入理由を尋ねた。男性が「生活福祉金5億円を受け取ることができる。受け取るには、高額登録手数料として3000円分の電子マネーが必要」という携帯電話のメールを見せたので、詐欺の可能性があると判断。田部さんから連絡を受けた桂ストアマネジャーが警察に届け、被害を未然に防止した。
田部さんは「詐欺を未然に防げて良かった」と笑顔。桂ストアマネジャーは「これからも従業員と一緒に声掛けをしていきたい」と話していた。
(山北)