国土交通省中国地方整備局は1月16日、海田町と東広島市を結ぶ国道2号東広島・安芸バイパス(全長17.3キロ)が3月19日に全線開通すると発表しました。
東広島・安芸バイパスは、国道2号の渋滞の緩和などを目的とした全長17.3キロの道路。平成10年度に海田ランプ、平成17年度に中野IC~海田東IC間、平成25年度に瀬野西IC~中野IC間が開通しました。今回、八本松西IC~瀬野西IC間の8.4キロと海田東IC~海田西IC間の1.6キロが開通し、全線開通となります。
同整備局では、全線開通による渋滞緩和で東広島、広島間の所要時間は車で約46分になり、現状に比べて約30分短縮されると期待しています。
同整備局が発表している、全線開通により期待される効果は以下のとおりです。(同整備局発表資料より)
① 並行路線等の交通混雑の緩和
東広島市~広島市間の所要時間が約30分短縮(約76分→約46分)
② 生産活動の効率化
③ 観光周遊の促進
④ 空港利用の促進・周辺地域の活性化
⑤ 三次救急医療機関への救急搬送活動の支援
⑥ 交通分散による死傷事故の減少
⑦ 災害時のリダンダンシーの確保
⑧ 道の駅を拠点とした防災機能の強化